※ Product Key によるアクティベーションの実行は1回限りです。そのため、1度アクティベーションを行うと、その他のマシンで再度アクティベーションを行うことはできませんので、ご注意ください。
csimsoft 製品のアクティベーションは、プロダクトライセンスキーを用いて行います。固有のライセンスファイルをダウンロードすることで、インターネットに接続されていないコンピュータ上でのcsimsoft 製品のアクティベーションが可能になります。以下はノードロックライセンスとフローティングライセンスのアクティベートガイドです。
- ノードロックライセンスのアクティベーション(スタンドアロンのコンピュータ)
- フローティングライセンスのアクティベーション(ネットワーク上のインストール)
- 既存ライセンスのアップデート
- オフラインでのアクティベーション(インターネット接続がない場合)
- Sentinel HASP のアクティベーション(Trelis14.0.5 以前)
- データトランスレータのアクティベーション
- ライセンスの移動
ライセンスのアップデート
ソフトウェアをアップデートするには、新バージョンのソフトウェアをダウンロードし、ローカルライセンスファイルをアップデートします。
ノードロックライセンスのアップデート
ネットワーク接続の有無に関わらず、ノードロックライセンスは1台のスタンドアロンコンピュータにインストールされます。
注意: マイナーリリースへのアップグレード(例えばバージョン16.0 から16.1 へのアップグレード)を行う際には、ライセンスファイルのアップデートも行ってください。一方、メンテナンスリリースのアップグレード(例えば16.0.1 から16.0.2 へのアップグレード)においては、ライセンスファイルをアップデートする必要はありません。
ノードロックライセンスの新しいバージョンへのアップグレードは以下の手順で行います:
- csimsoft アカウントのMy Downloads から、使用するOS に対応した、最新版のソフトウェアをダウンロードします。
- 古いバージョンのインストール・アクティベーションを行ったコンピュータに、最新バージョンのソフトウェアをインストールします。デフォルトでは、ソフトウェアはバージョン番号のついた新しいフォルダにインストールされます(c:\Program Files\Trelis 16.1 や /opt/Bolt 1.1 など)。メンテナンスリリースの場合は、同じバージョンのフォルダにインストールされます(例えば、Trelis 16.1.3 は c:\Program Fiels\Trelis 16.1 にインストールされます)。
- アプリケーションを起動します。
- ライセンスが有効でない場合、アプリケーションは起動せず、アクティベーションウィンドウが開きます。有効なプロダクトキーを入力して、Activate を押してください。
- ライセンスが有効な場合、ライセンスをアップデートするには、Help メニューからProduct Activation をクリックしてアクティベーションウィンドウを開きます。
- アクティベーションウィンドウにプロダクトキーを入力し、Activate をクリックします。プロダクトキーは、My Licenses の下のライセンスページで確認できます。
ライセンスがアクティベートされなかった場合、ウィンドウの左下にエラーメッセージが表示されます。原因としては、ライセンスフォルダへの保存の許可が適切でない可能性があります。また、インターネット接続がない、あるいはファイアウォールにブロックされているために、アプリケーションがアクティベーションサーバに接続できないということも考えられます。
注意: ノードロックのプロダクトキーは、ローカルコンピュータのアプリケーションのみをアクティベートします。フローティングのプロダクトキーでは、ノードロックアプリケーションのアクティベーションはできません。
フローティングライセンスのアップデート
ライセンスの満了日やその他のオプションに変更があった場合、ライセンスサーバのライセンスをアップデートして変更を反映する必要があります。フローティングライセンスのアップデートでは、最初のアクティベーションの際と同様の手順で、ライセンスの再アクティベートを行います。また、サーバのライセンスマネージャと、ネットワークに接続しているコンピュータ上のアプリケーションも、新しいバージョンがリリースされていればアップデートする必要があります。
RLM-Server のアップデート
古いバージョンのRLM-Server でも新しいバージョンのライセンス管理は可能ですが、使用するアプリケーションのバージョンに合わせて、RLM-Server もアップデートすることをお薦めします。例えば、RLM-Server 15.2 でもTrelis 16.1 のライセンス管理は可能ですが、RLM-Server 16.1 へのアップデートを推奨しています。
RLM-Server のアップデートは以下の手順で行います:
- RLM-Server フォルダにあるアンインストールユーティリティを実行して、古いライセンスマネージャをアンインストールします。RLM-Server をアンインストールした後も、ライセンスファイルを含むいくつかのファイルは残ります。
- http://csimsoft.com/downloads または ダウンロード から、新しいRLM-Server をダウンロードします。
- アップデートされたRLM-Server をサーバにインストールします。RLM-Server のインストールについては、ネットワークインストールガイド をご覧ください。
ライセンスサーバ上のフローティングライセンスのアップデート
注意: ライセンスへの変更(満了日の変更やバージョンアップグレードなど)が行われた場合、ライセンスサーバのRLM-Server フォルダ内のライセンスファイルをアップデートする必要があります。一方、メンテナンスリリースのアップグレード(例えば16.0.1 から16.0.2 へのアップグレード)においては、ライセンスファイルをアップデートする必要はありません。
ライセンスサーバ上のフローティングライセンスのアップデートは以下の手順で行います:
Windows
- rlm_activate ユーティリティを実行して、アクティベーションウィンドウを開きます。
- アクティベーションウィンドウにプロダクトキーを入力し、Activate をクリックします。これでソフトウェアのライセンスがアップデートされました。
Linux
- ターミナルから、管理者権限で .\rlm_activate --activate <product_key> <hostname> を実行します。<product_key> にはライセンスのプロダクトキーを、<hostname> にはサーバ名を入力します。サーバ名の入力は任意ですが、アカウントのライセンス一覧からサーバを特定する際に役立ちます。
ワークステーションのソフトウェアを最新バージョンにアップデートする
アプリケーションのバージョンが変わったら、ライセンスにアクセスする各コンピュータに最新バージョンのソフトウェアをインストールします。
最新バージョンのインストールは以下の手順で行います:
- My Downloads から、使用するOS に対応したアプリケーションをダウンロードします。
- ネットワーク上の、アプリケーションを実行する各コンピュータにアプリケーションをインストールします。
- インストールプロセスにおいて、ライセンスのセットアップでは Floating: Connect to a license server を選択します。RLM-Server がインストール・アクティベートされているライセンスサーバのIPアドレスかホスト名を入力し、Connect をクリックします。
注意: フローティングプロダクトキーを用いて、ノードロックライセンスのアクティベーションを行うことはできません。RLM-Server がインストールされたライセンスサーバ上での、フローティングライセンスのアップデート/アクティベーションにのみ使用できます。同様に、スタンドアロンプロダクトキーはフローティングライセンスのアクティベーションには使用できません。
インストール中にエラーメッセージが表示された場合は、FAQ ページ(Trelis FAQ, Bolt FAQ) をご覧ください。ソフトウェアのアクティベーションに関する質問はM&T サポートまでお問い合わせください。