Issue | Description |
[SM-277] | Boundary Layers are skewed if applied to a meshed volume. |
[SM-426] | Duplication of the geometric entities |
[SM-613] | Meshing BoundaryLayer fails with already existing mesh |
[SM-628] | ITEM tutorial problem |
[SM-629] | meshing error on tutorial getting started |
[SM-659] | Crash in tetmeshing |
[SM-733] | working directory cannot be inherited at startup |
[SM-737] | Save file dialog doesn't manage cub vs trelis well |
[SM-748] | Fix pick widget type for the sideset panel |
[SM-755] | Crash when picking sweep target surface after setting trimesh scheme on any surface |
[SM-758] | Newly created group will not accept default "GroupName" as a name, puts %1 as name |
[SM-763] | more command panel link problems |
[SM-764] | HDF5 file doesn't save with Japanese in filepath |
[SM-391] | Support CGNS (CFD General Notation System) file format |
[SM-565] | Add "Extract Sheet Edge" Command to Mesh Sheet Refinement GUI |
[SM-602] | Add Find Overlap to GUI |
[SM-652] | Classic geometry adaptive GUI simplification and improvement |
[SM-658] | Improved mesh based geometry creation speed |
[SM-660] | Change the label from "Delete" block/sideset/nodeset to "Remove" |
[SM-669] | Add scaled jacobian metric to tri-quality |
[SM-677] | Create interior wall between solid and fluid cfd media in Fluent exporter |
[SM-680] | Block, Sideset, Nodeset renumber GUI |
[SM-682] | Add improved tri and tet meshing command panels to the GUI |
[SM-709] | Add pyramid support to Nastran exporter |
[SM-716] | Add a unimprint or remove imprint command in the Geometry-[Entity]-Imprint/Merge |
[SM-739] | Add examples in the Help |
[SM-756] | Add keystroke for View Points for Back, Bottom, and Left views. |
[SM-444] | RLM deactivation option in the activation utility |
[SM-623] | Add legacy .cub file to the Save and Save As file formats |
[SM-651] | Improved mesh scaling |
[SM-676] | Make the quality tool button on the properties page honor metric selections in options panel |
[SM-726] | Add capability for extended selection and picking to the GUI |
[SM-740] | Add a context menu to the idless signature field in properties pages to support copying the contents |
[SM-743] | Add new Hex cleanup command and GUI to Trelis |
[SM-747] | Add a "Set Last Directory" item to the File menu |
[SM-404] | Move - Double Jeopardy |
[SM-430] | fea bc panels confusing |
[SM-511] | meshgems CADSurf issues |
[SM-576] | crash saving .cub file |
[SM-577] | Add NetCDF4/HDF5 Exodus option in GUI |
[SM-645] | Upgrade ACIS to r25 and Translators |
[SM-675] | Clean up BC command panels |
[SM-711] | Add MeshGems version number to 'version' command and to the help/about dialog |
[SM-730] | Trelis 16.0 Help Link |
[SM-735] | command panel help links |
[SM-774] | Command Replicate on all Sidesets in Tree |
Trelis 16.0 新機能
メッシング
Mesh Scaling の改良
Trelis 15.2 から追加されたScale Mesh コマンドを大幅に改良しました。現在のコマンド文法は以下の通りです:
Scale Mesh [Multiplier
GUI では、コマンドパネルからMesh-Volume-Refine Mesh を選択します。その後、ドロップダウンメニューからMesh Scaling を選択します。
このコマンドは、Multiplier への入力値に基づいて、モデル全体のヘキサメッシュの細かさを修正します。 例えば、Multiplier を2.0 に設定した場合、増加分要素をモデル全体に均等に分配し、メッシュ中のヘキサ要素を2 倍にしようとします。同様に、Multiplier を0.75 に設定した場合、モデル全体に渡って、要素数をおよそ25% 減らします。
Trelis 16.0 では、新しいパラメータとしてswept_blocks, structured_blocks, feature_angle, force_structured を追加しました。ユーザはこれらのパラメータを使い、メッシュのリファインメントをコントロールすることができます。 Trelis 15.2 と違って、16.0 では個々のメッシュそれぞれに対してmesh scaling を行う必要はありません。下図に示しているように、16.0 のデフォルト設定であるswept_blocks の方が、よりスムースなメッシュを生成しますが、15.2 と同様の振る舞いをさせたい場合は、structured_blocks を設定します。
以下は様々なmultiplier での例です。
境界層の改良
Trelis CFD/Pro 16.0 は、境界層メッシングをサポートしています。Trelis 16.0 では、CFD ユーザからのフィードバックを基に、境界層プロセスに改良を加えました。以下ではその概要を紹介します。
メッシュ品質の改善
全体の要素品質を改善しました。下図に示したように、改善前は要素品質(計測ヤコビアン)の最低値が0.158 でした。改善後は、最低値が0.463 に向上しています。
merge したサーフェス上の境界層
下左図のように、Mergeされたサーフェス上の境界層が、倒立したピラミッド要素を作ってしまうことがありました。下右図に示した通り、境界層を改善しました。
ボリューム内部への境界層の投影
境界層が、頂点からボリューム内部に向かって伸びなければならない場合もあります。下右図に示した通り、境界層を改善しました。
境界層の逐次追加
Trelis CFD/Pro 16.0 では、メッシングをしながら境界層を逐次追加していくことができます。注意:この新機能は、全ての場合において上手く機能するとは限りません。 下図に示した2つの円筒(黄と緑)はサーフェスを共有しており、緑色の円筒には境界層があります。まず緑色の円筒がメッシングされます。黄色の円筒に境界層が追加され、メッシングされます。緑色の円筒にあった境界層とメッシュが反映・保存されています。
境界層を持つ緑の円筒をメッシングします。
黄色の円筒に境界層が追加され、メッシングされました。緑の円筒に含まれていた境界層が反映されています。
Geometry adaptive GUI の改良
Geometry-adaptive サイジング機能のGUI パネルを簡略化し、よく使う機能を見やすくしました。
Unimprint コマンド
Imprint Merge パネルに、Unimprint コマンドを追加しました。Imprint コマンドで作成したインプリントサーフェスを取り除くことができます。
tri/tet メッシャーの改善
Trelis 16.0 は、Distene 社の最新のMeshGems-CADSurf とMeshGems-Tetra テクノロジーを統合しています。以前よりもロバストで高速になったテクノロジーが、複雑なジオメトリ上でのより良いメッシングを可能にします。
tet メッシャーは、曲率や狭い領域などのジオメトリフィーチャーを基に、要素サイズを自動で調節します。ユーザは、メッシュ調節の感度を設定することで、元のジオメトリへの近似を向上させることができます。
ヘキサメッシュのクリーンアップ
Trelis 16.0 には、新しいヘキサメッシュクリーンアップ機能を追加しました。この機能は、ボリューム境界上に高角なヘキサ列(コラム)があるとき、メッシュ品質を向上します。コラム操作を組み合わせて3つのヘキサ列(コラム)を追加し、高角を軽減します。
Cleanup Volume
GUI では、コマンドパネルのMesh-Volume-Mesh Cleanup から使用できます。
境界上のヘキサのうち、隣接するface との角度が設定角度(デフォルトでは150°)より大きいものをクリーンアップします。詳しくはドキュメントの Mesh Cleanup をご覧ください。
ポストメッシング
Mode ボタンの右にあるボタンは、"Post Meshing Tool Launch" ボタンです。外部の実行可能プログラムの起動に使用します。
起動設定ダイアログに新しい欄が加わりました。ダイアログはTools/Options/Post Meshing から使用できます。
ユーザは、実行可能プログラムのロケーション、名前、入力引数に加え、プログラム起動前に実行するスクリプトを指定できます。既知のロケーションへのモデルのエクスポートなどに使用できます。(詳しくはTrelis User's Manual をご覧ください)
ジオメトリ
ACIS R25 ジオメトリカーネルへのアップグレード
Trelis 16.0 では、ACIS ソリッドモデリングライブラリをバージョンR25 SP1 にアップデートしました。最新のバージョンでは、様々なデバッグ、改良がなされています。ACIS ソリッドモデリングライブラリのアップグレードにより、以前のバージョンからジオメトリID が変わる可能性があります。
(Trelis 最新版の使用における、古いジャーナルファイルのアップデートに関しては、Trelis User's Manual の IDless Journal Files をご覧ください)
エンティティAlign コマンドパネル
3 ステップのAlign コマンドパネルをGUI に追加し、ジオメトリのAlign をより簡単で直観的にしました。コマンドパネルからはボリューム、カーブ、頂点のアラインが利用できます。詳細はドキュメントの Align をご覧ください。
Extended Selection ダイアログ
グラフィクスウィンドウ内でジオメトリエンティティが選択されていれば、Extended Selection Dialog を利用できます。Python™ とCubitInterface class を利用することで、カスタムフィルタの強力な作成・管理システムを実現しました。
初めてExtended Selection を使用する時は、Python で書いたカスタムフィルタをロードし、使用するフィルタをコンテキストメニューから選びます。
プルダウンメニューを使ってフィルタを選択し、Source Selection リストからエンティティを選びます。フィルタの基準を満たすジオメトリエンティティが、Target Entities リストに表示されます。
詳細は、ドキュメントの Extended Selection Dialog をご覧ください。
サーフェスオーバーラップ検索ツール
サーフェスのオーバーラップがあるモデル上では、連続したメッシュの生成ができません。ツールバーに追加されたボタンを押せば、サーフェスのオーバーラップをすぐに発見できます。
インポート/エクスポート
MBG 作成の高速化
Mesh-based geometry の作成がより高速になりました。
Fluent エクスポート 3D サーフェスメッシュに対応
Fluent エクスポータを改良し、Fluent 3D サーフェスメッシュのエクスポートが可能になりました。
FEA/CFD に応じたインポート/エクスポート
お持ちのTrelis のバージョン(FEA/CFD)に応じて、インポート/エクスポートできるフォーマットを指定します。
グラフィクス、ユーティリティ、その他
グラフィクスパフォーマンスの向上
速度とレンダリング効率の向上のため、グラフィクスを複数範囲リファクターしました。Trelis 16.0 は、より大規模なモデルと、相互グラフィクス操作における反応速度の向上を実現しました。例えば、1000 個のボリュームを持つモデルでは、インタラクションが2.7 倍速くなりました。またTrelis は、ジオメトリモデルのグラフィクス生成における、マルチスレッド処理が可能になりました。これは、大規模なモデルを開く、またはインポートする際に顕著です。
プロパティページ 品質ツール
プロパティページの品質ツールをクリックすると、オプションパネルで選択した品質メトリクス(Quality Defaults)全てを実行します。
View Point ショートカットの追加
View point のキーボードショートカットに、Back, Bottom, Left を追加しました。
RLM ディアクティベーションオプション
RLM のアクティベーションユーティリティrlm_activate を改良し、ライセンスのディアクティベーションオプションを追加しました。ユーザは、ターミナルウィンドウを使ってライセンスをディアクティベートすることで、ライセンスを他のコンピュータに移すことができます。
リリースノート
Trelis 16.0
Trelis 16.0.1
Issue | Description |
[SM-584] | Exported OpenFOAM Case File Doesn't Run in OpenFOAM |
[SM-639] | Crashing Bug: Create ACIS from mesh-based geometry |
[SM-733] | working directory cannot be inherited at startup |
[SM-757] | group dropdown menu in tree |
[SM-773] | Disk STL file crashes when tetmeshing on Windows |
[SM-775] | Uncaught exception when creating ACIS geometry |
[SM-779] | Lists Created CFD_BC as an ' Unrecognized Identifier' when selected in the Tree |
[SM-761] | Add the ability to export to a legacy .cub file from the GUI |
[SM-767] | Add a command to modify the type of a cfd boundary condition |
[SM-770] | Allow users to change a cfd bc type in the property pages |
[SM-752] | Turn the Align (3 Step) panel functionality into a command |
Trelis 16.0.2
Issue | Description |
[SM-795] | Volume doesn't appear in tree after sweep surface |
[SM-797] | Fixed unable to rename sheet body |
[SM-772] | Added split curves at discontinuities option |
Trelis 16.0.3
Issue | Description |
[SM-803] | Fixed invalid tet mesh |
[SM-806] | Fixed tet meshing reporting invalid errors |
[SM-805] | Fix sorting of elements in Model Tree window |
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